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ショートコラム

筋トレ後の筋肉痛は必要か?【発生の仕組み】

シェイプアップや筋力アップを目指している方々によく聞かれるのが、『運動をやり始めのうちは筋肉痛になったけど、慣れてくるとともに、起こらなくなった。効果ないのかな?』というものです。

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ご安心ください。

筋肉痛が起こらなくても一定以上の負荷がかかっている限り効果はあります。

筋肉痛のメカニズムを簡単に説明します。

筋肉は細長い繊維状の糸のようなものを束ねた状態になっていると思って下さい。

身体活動時には、その『束ねた繊維達』が伸びたり縮んだりします。動く方向は伸びるか縮むです。

筋肉痛とは『筋肉の軽度の損傷』となりますが、これは主に筋肉が伸びながら力を発揮する時に起こりやすくなります。

筋肉痛が起こる仕組み

まだ身体が運動に慣れていない初期の内は、身体の使い方が未熟なため、『伸び』も含めて動作の全てに力が入ってしまうことにより筋肉痛が起こりやすくなります。

つまり筋トレ効果と筋肉痛の発生にはある程度の相関関係にあるけども、動作に慣れてくると徐々に起こらなくなります。自然な事です。

ちゃんと追い込んだトレーニングが出来ていればトレーニングの効果は起こっています。むしろ定期的にトレーニングをしているのにその都度強烈な筋肉痛が残るようであればオーバーワークか無茶なトレーニング法の可能性が高いです。

ちなみに意図的に筋肉痛を起こしたければ、『ウェイトを下ろすだけのトレーニング』や『全力疾走』や『伸ばしすぎのストレッチ』を行えば筋肉痛を得られますよ。

暑いと身体もだるくなり、今までよりも運動負荷を上げるのが億劫になるものですが、強度を下げてでも日常的に身体活動を続けることが大切ですよ!

ABOUT ME
フラッシュパパ
フィトネス業界に20年以上関わっています。長年本気で取り組み培ってきたノウハウには自信があります。一般的なトレーニング論やフィットネスクラブについて初心者向けに発信します。フィットネスというジャンル的にはお手軽なものが好まれる傾向にありますが当サイトでは事の本質を深堀していくことをモットーとしています。長く取り組みたい人は参考にしてみてください。きっと役に立つはずです。健康運動指導士。