今トレンドのオンラインフィットネス。その利便性からとても注目を集めていますね!
しかし、一方で「本当に効果はあるの?」「続けられる自信がない」といった疑問を抱く方も多いでしょう。そこで今回、フィットネス歴25年の専門家がオンラインフィットネスのメリット・デメリット、さらには続けるコツを徹底解説します!
まずはメリットから。
コストパフォーマンスの高さ、自由な時間帯にトレーニングができること、混雑を気にせずに済むことなど、オンラインフィットネスがあなたのライフスタイルにどのようにフィットするかを詳しく紹介します。
その上で、自宅環境の難しさや継続の課題についても触れ、具体的な解決策を提案します。
さらに、三日坊主にならず、長期間続けるための秘訣を共有。運動を楽しむ方法、目的と手段を明確にする重要性、そして運動を生活の一部にするアプローチについて詳しく解説します。
この記事を読んで、あなたがオンラインフィットネスを始めるきっかけを掴むことができれば幸いです。健康な体を手に入れるための一歩を、一緒に踏み出しましょう!
フィットネスインストラクター、トレーナーとして25年間にわたり活動しています。その間、人材の採用・育成にも深く関与してきました。その結果、業界の内側から見える情報や知識を豊富に持っています。
新型コロナウイルスの影響で飛躍的に普及したオンラインフィットネスは、そのアクセシビリティと利便性に大きな可能性を感じています。そのため、これまでに数十社のオンラインフィットネスサービスを詳細に研究し、比較してきました。
私の深い業界経験とオンラインフィットネスに対する研究は、あなたが最適なフィットネスサービスを選択する際の信頼できるガイドとなるでしょう。
オンラインフィットネスの別記事です。
オンラインフィットネスの魅力:3つのメリット
オンラインフィットネスのメリットを一言にすれば、
コスパが高い
に尽きます。
つまり安くて早いんですね。
マスクも要りません。
もう少し具体的に言えば以下のようなメリットがあります。
- 料金が安い
- 時間が大幅に短縮できる
- 混雑と無縁
コストパフォーマンス抜群!リアル店舗の半額以下で始められる
もちろん一人で走ったりスクワットをしたりするよりはお金がかかります。
でも、オンラインなら専門性の高い内容のレッスンを、安く受けることができます。
一般的なフィットネスクラブと比べると次の表のようになります。
桁が一つ違いますね。
店舗の場合は筋トレマシンやプール、風呂・サウナを備え付けているところも多いので同列で比較しきれないです。
しかし、スタジオレッスンの受講だけであればオンラインの方が圧倒的に安上がりですね。
結果を出すための最大のハードルは『継続』にあり
運動というのは長期的に行わなければ効果が出ません。
もちろん『気分がスッキリした!』などの短期的なものはあります。
しかし身体的な変化は数カ月かけて変わっていきます。
よって費用も長期的な視点で見なければなりません。
例えば、
金額は大体で決めていますが、これくらいになることが多いです。
数年続ければ、数十万円の違いが出てきます。
フィットネス初心者はオンラインから始め、店舗通いにステップアップするのも良いですね!
3か月後はどうなるかわからない
フィットネス店舗で意外と多いのが予期せぬ引越しや転勤です。
今現在、時間を空けることができても、3か月後に続けられなくなることはよくあります。
オンラインなら、どこにいてもお気に入りのレッスンを受講することができます。
新たなフィットネスクラブに入りなおす必要はありません。
“忙しい”を言い訳にしない!自由な時間にトレーニング可能
運動を挫折してしまう原因№1は圧倒的に『忙しい』です。
なかなか運動をする時間をとることができないんですね。
でもオンラインであれば、いつでも好きなタイミングで行う事ができます。
スキマ時間を利用できるので忙しい人でも問題ありません。
スキマ時間の最短5分でできる!
オンラインフィットネスの運動時間は5分から60分ほどです。
特に多いのは10~30分ほどの短時間エクササイズです。
最短で効果的に動ける内容になっているので効率的ですね!
子育てママの強い味方
全世代を通じて、子育てママは最も運動時間をとりにくいのではないかと思います。
しかし、ストレス解消や美への追及のため運動をしたい人は多いもの。
オンラインフィットネスはオシャレなママを意識しているサービスも多いです。
子どもが寝静まった後のひと時や家事の合間に自分磨きが出来るオンラインフィットネスは子育てママの大きな味方となるでしょう。
“混雑”のストレスフリー!いつでも好きな時にエクササイズ
一般的なフィットネスクラブにおいて、入会前の人が最も気になるのが『混雑』です。
できれば空いてるジムでトレーニングをして、スタジオレッスンに参加するのに整理券をもらわなくてはならないようなことは避けたいんですね。
ディズニーランドに行ってアトラクション待ちに3時間とかイヤですよね・・・
ボクは20年以上に渡り経験してきているので間違いないです。
フィットネスクラブに見学に来た8割の人は『何時くらいが空いていますか?』と聞いてきます。
それくらい多くの人にとって混雑具合は気になることなのです。
特に人気のスタジオレッスンに参加したい場合は注意です。数十分前から並んだり整理券をもらったりしなければ人気レッスンに参加できないことは多いです。
人気レッスンであるほど常連の派閥があり、いらぬ気苦労もあります。
オンラインフィットネスはあらかじめ予約が必要なものも多いですが、始まる直前まで自由に過ごせます。
また、実際に何百人いてもあなたからはインストラクターしか見えません。
リアル店舗最大の問題である混雑を解決できるのは大きいでしょう。
男性でも気を使わなくてよい
ダンスやヨガをスタジオで受講しようと思うと参加者の8割は女性です。
気にする必要はないのですが、多くの男性は気後れしてしまうものです。
やってみたくても案外勇気がいるんですよね。
男性参加者の方が多いスタジオレッスンは非常にマレです。
中にはあるのでしょうがボクは見たことがありません。
オンラインであれば他の参加者は基本見えないので全く気にならないですね。
オンラインヨガのSOELU(ソエル)は2020年の一年間で男性会員の数が8倍増えたそうですよ!
オンラインフィットネスのデメリットとその解決策
メリットはそのままデメリットになります。
メリットは『コスパの高さ』でした。お金・時間という皆さんの貴重な資源を節約できました。
しかし、じっくり腰を据えて取り組むにしては軽すぎるのです。
フィットネスクラブに通う場合は、出かける過程で気持ちの切替が行われます。
ただ、オンラインだと日常生活のすぐ隣にあります。
果たして、お家にいて目的を達成できるのか?
ここからは、専門家ならではの説明を加えていきます。
“自宅環境”という壁:オンラインフィットネスのデメリットとその対策
運動で結果を出すためには継続しなければなりません。
そして継続するために最も大切な要素は環境なのです。
いつでもどこでも行えるといっても、狭い家の中で激しく動くことはできません。マンションの場合は下の階に迷惑です。
また、周りに家族がいる場合は家の中よりも外に出た方がやりやすかったりします。
オンラインでない方が良いパターンですね。
お家だと気持ちの切り替えができない・・・
基本、家というのは皆さんにとって一番落ち着く場所なのではないでしょうか?
運動というのは気持ちを興奮状態に持っていくものなので正反対の状態になります。
人は弱いものです。楽していたいものなのです。
意思が強く自己管理が得意な人は良いです。
でも多くの人にとって運動のたびに気持ちを奮い立たなければならないなんてできないですよね・・・。
できるかどうか手っ取り早く確認する方法は体験利用をしてみることです。
また、オンラインフィットネスの中でもパーソナルトレーニングに特化しているサービスなら継続できる可能性が高いです。店舗だと高額なパーソナルもオンラインなら格安で受けることができますよ。
音と照明の演出が非日常を演出する
運動に没頭したり深くリラックスするためには空間の演出が必要です。
最近であれば店舗型の暗闇フィットネスがそのような演出にこだわり多くの人に指示されています。
違いは音響システムと照明による演出にあります。
映画も家で見るより、映画館で見た方が入り込めますよね。
なかなか自宅では難しいですね・・・。
三日坊主の解決策:オンラインでも続けるためのヒント
まあこう言ってはしまっては元も子もありませんが、続く人は自主トレでもオンラインでもフィットネス店舗でも続きます。
ダメな時はどれだけ気合入れても三日坊主で終わります。
誤解してほしくはないのですが、何をやってもダメな人はダメと言っているのではありません。
人にはタイミングがあります。
たまたま相性の良いインストラクターに出会ったり、突然運動に目覚めるタイミングがあります。
思いの強さと運動の継続率は、長期的には関係ありません。
ただ、そんなタイミングなんて自分ではわからないから結局は『思い立ったら即行動!』しかないですね。
ダメなら体験期間のうちに辞めたらよいのです。
やり直しは効きますから!
続ける人の特性:成功への3つのパターン
オンラインフィットネスに限りません。
運動が長続きする人は以下の3つのパターンを持っています。
- 運動を楽しむ
- 目的と手段が明確である
- 運動が生活ルーティンに組み込まれている
最低一つは持っておきたいです。
多いほど続きます。
逆に、長続きしている人でどれも持っていない人はいません。
ボクは25年に渡り、数千人のフィットネスユーザーを見続けています。
間違いないです。
“運動を楽しむ”:継続する人の特性1つ目
何よりもこれが一番です。
人は楽しいことはやりたいと思い、ツライことは避けたいものです。
いくら壮大な目標があったとしても楽しめないことは絶対に続きません。
ランニングにしてもヨガにしても始めるきっかけは、ささいな好奇心でよいのです。
- いい汗かけた!
- 肩こりがマシになった!
- あの先生のレッスンが素敵だ!
など、自分の中の小さな変化をその都度見つけてください。
そのうち運動をすること自体が喜びになります。
- 2週間頑張ったのにちっとも痩せない
- いっぱいレッスン受けて元をとる!
- とりあえず空いている時間にやろうかな・・・
これらは失敗するパターンですね。
“目的と手段の明確化”:継続する人の特性2つ目
運動の目的は『健康になりたい』であったり『痩せたい』であったり様々です。
でもそこに明確な意図がなければ、そのうちにどうでもよくなってきます。
目的が明確であればあるほど結果は出やすく継続率も高まります。
例えば、なんとなく痩せたいからなんとなくヨガをやっていては何時まで経っても痩せません。全てがぼんやりしています。
結果が出ないので長続きしません。
『2ヵ月で1キロの体脂肪を落したい』のように、目的を明確にすると手段も明確になります。
この場合、30分のダンスエクササイズや筋トレレッスンを48回くらい受ければ達成できます(計算上は)。
- 太ってきたから痩せなきゃ
- 体力が落ちてきたから運動したい
- 身体が固いからストレッチをする
- 筋トレをしてナイスバディになりたい
- ヨガがオシャレ!
- 2㎏痩せてあのブランドのMサイズを着る!
- 富士山登頂を目指して体力をつける!
- 前屈で胸がつくのを目標にストレッチをする
- ヒップアップとバストアップでメリハリボディを作る!
- 趣味としてヨガを始める!
“生活ルーティンに組み込む”:継続する人の特性3つ目
『運動を楽しむ』とか『目的を明確にする』とかというのはマジメすぎるのかもしれません。
それができないから困ってんだよ!なんて声も聞こえてきそうです。
安心してください。
ちゃんと解決策はあります。
このさい、運動がキライであろうが目的がなかろうが構いません。
むしろ無意識になりましょう。
その替わり〇曜日の〇時から運動をすると決めて下さい。
それを生活のルーティンに組み込んでください。無意識に行いましょう。
パブロフの犬よろしく、条件反射的に決めた時間になったら行えばよいです。
『やりたいかやりたくないか』ではなく『やるかやらないか』です。
一度習慣化してしまえば、結構強いです。
毎回重い腰を上げることなくスムーズにエクササイズに取組むことができます。
オンラインフィットネスの場合はスマホやPCの画面を開くだけです。
習慣化はさせやすいのです!
オンラインフィットネスの別記事です。
まあ、忙しいというのは口実で本音は『めんどくさい』という人が多いです。
オンラインであれば忙しいという言い訳ができません。いいように捉えましょう!