有酸素運動をして血管を鍛える
質問です。
体中の繋げた血管とナイル川どっちが長いでしょう?
(答えを早く知りたい人は次のタイトルに行きましょう!)
運動の目的って人それぞれですよね。
自分の目的に合わせてそれにふさわしい運動を行う。痩せたい人、体力をつけたい人、ただ楽しみたい人、その他いろいろ・・・。
でも、運動の種類って大きく分けると有酸素運動と筋力トレーニングとストレッチングの3種類に分けられます。
ランニングであれば有酸素運動の要素が強くなり、ヨガであればストレッチベースに筋力も使う。
つまり目的が違えどそれを達成する手段というのは限られているという事です。
よくテレビショッピングなどで大げさに宣伝されているエクササイズグッズは上記3種類のどれかを達成するものでしかありません。物ではなく手段を重視すべきです。
販売されている商品自体は良いものが多いのですが、買った時点で達成できた気になってしまいます。
例えばこれらの商品は身体をメンテナンスするのに大変優れていますが、『時間』と『労力』を使うという点では他の方法と同じです。そこを理解した上で活用しましょう。
では有酸素運動の目的は何でしょうか?
それは心臓の動きを活発にして酸素を含んだ血液を全身に行き渡らせることです。
その結果、余分な脂肪はエネルギーとして発散され、血液は綺麗になり、動脈硬化が改善されます。
さらにその結果、体脂肪が減り、肩こりや腰痛が消え、血圧が下がり血糖値も安定します。
有酸素運動が血液の循環を活発にすることによって毛細血管はどんどん新たに広がり酸素と栄養は身体の隅々まで行き渡るのです。
だから健康になります。
血管を全てつなげるとどれくらいの長さになる?
ところで冒頭の質問の答えわかりましたか?
答えは血管です。
人間の血管を全てつなげると10万㎞でナイル川の長さ0.67万㎞よりはるかに長い。桁が違います。
10万㎞というと地球2周半あります。
血液というのはそれだけ壮大な冒険を行います。
そんな長い旅をする血液の質を上げて、道路である血管を整備する。それが有酸素運動なのです。
どうです?有酸素運動やりたくなってきたでしょっ!